トレーラーの中で、スマホの充電をして、お湯を沸かして、電子レンジも使いたい。クーラーだってかけたい。
電源がない所でも、そんな風に自由に快適に過ごすために、ポータブル電源をゲットしたいと思っています。今日はそんな話を書きたいと思います。
電力をどうやって確保する?
トレーラーにすでに搭載されているDCバッテリーのグレードアップと、それでカバー出来ない分はポータブル電源でなんとかならないかと考えています。
DC12Vバッテリーのグレードアップ
トレーラーにもともとついている機器は、電子レンジとクーラーを除けば直流(DC)電流で動くように作らています。
これらは、トレーラーに搭載されているDC12Vバッテリーの電力を使います。
私たちのトレーラーに搭載バッテリーは81Ah×2個です。並列につながれているので容量としては162Ahと考える事ができます。
しかし、このバッテリーは鉛バッテリーと呼ばれるものです。鉛バッテリーには容量低減というのがあるで、実際に162Ah使えるわけではなく低減率を50%程度と考えるのが良いようです。
ざっくりとした見積もりだとトレーラーで1泊するためにはDC12Vのバッテリーから110Ahの電力供給が必要がです。現在のバッテリー能力だと162Ahの50%ということで81Ahで容量不足な感じです。グレードアップが必要なようです。
バッテリーにも色々種類があります。Airstream のホームページでバッテリーのグレードアップとして提案されているが、AGMバッテリーとリチウムバッテリーです。
これまたざっくりですが、AGMバッテリーは鉛電池の4倍程度の価格、リチウムバッテリーは鉛バッテリーの10倍程度の価格です。どちらも高価です。勢いで買ってはいけない気がします。まずはしっかり勉強しようと思います。
ポータブル電源
トレーラーにもともとついているクーラーと電子レンジ、そして自分たちで持ち込んむ電化製品は交流(AC)電流で動きます。
外部電源につなげればたぶん使えるようになります。
でも、いつかはこういった電源が使えない所もでも快適にキャンプができるようになりたい。
その時、活躍しそうなのがポータブル電源です。これ自体に電気を蓄えることができ、AC出力が出来ます。
1泊旅行なら自宅でポータブル電源をしっかり充電して旅先に持っていけばOKという感じにならないかと考えています。
ボータブル電源にも色々な種類があり容量も出力も色々です。容量や出力が大きくなると値段もどんどん上がっていきます。
トレーラー本体から出ている電源ケーブルをこのポータブル電源に直接つなぎたいと思っているのですが、どんな感じにつないでどこに置いておくのかあまりイメージできていません。
これまた勢いで買ってはいけない感じです。しっかりちゃんと調べて考えようと思います。
余談:インバーター搭載モデルを買うべきだったか?
インバーターは直流電流を交流電流に変換してくれます。
AirstreamのラインナップでBambiとBaseCamp以外にはインバーターが標準でついています。
トレーラー内にインバーター起動スイッチがあり、それをONにするとトレーラー内のコンセントに交流電気が供給されるようになります。そうすれば、自宅で電気を使っているようにコンセントに差し込めば電気が使えるという状況になります。
キャンプサイトの電源につながなくてもAC電源がつかえるようになるのです。
私たちのBambiにはそのインバーターは搭載されていません。これはしまった!!買い物を間違えたのか!?と思ってしまいますが。
Airstreamで提供されているのは1000Wインバーターです。これでは、電子レンジやクーラーを動かすことが出来きません。
たしかに、パソコンやプリンター、電動歯ブラシなど旅行中にコンセントに差し込みたいものはたくさんあります。そういった物を使うためには1000Wインバーターがあれば便利です。これが標準で装備されているなんて便利です。
お金に余裕があってインバーター搭載のCarvelが買えるならそりゃあそれにこしたことはありませんが、インバーターがあったからといって電子レンジとクーラーが使えるわけではありません。
電源がない所でのキャンプでクーラーを快適に使うための方法は結局は別で考えないといけないのです。
トレーラーで必要な電力を考える
トレーラーで1泊旅行をするのに、どれぐらいの電力が必要なのか概算です。
電気を必要とする物
電気を必要とするものを考えます。クーラーや冷蔵庫といったトレーラーに初めからついているものもありますし、電気ケトル、ドライヤーといった自分たちで持ち込みたいものがあります。
トレーラーに付いている電気を使うものは、クーラー、電子レンジ、オーディオ、冷蔵庫、テレビ、オーディオ、換気扇、USB電源、LEDライト、電装品全般(ブレーキランプやバックモニター、給水ポンプ等)
自分たちで持ち込むものは、電気ケトル、ドライヤー(案外少ない・・・)
必要な電流の種類を知る
電気には直流電流(DC)と交流電流(AC)があります。
トレーラーに搭載されているバッテリー(DC)で動くものをはそのバッテリーでまかなって。
トレーラから出ているケーブルを外部電源(AC)につなぐことで使えるようになるものはポータブル電源から供給できたらいいなと思っています。
トレーラーについている機器で電子レンジとクーラー以外はトレーラー搭載のバッテリーで動きます。電子レンジとクーラーは外部電源につながないと使えません。また、自分たちがいつも家で使っているものをトレーラー内で使うには、外部電源とつなぐ必要があります。
トレーラー搭載バッテリー(DC)で動くものは、トレーラーにもともとついている機器(クーラーと電子レンジ以外)
・オーディオ・冷蔵庫・テレビ・オーディオ・換気扇・USB電源・LEDライト・電装品全般(ブレーキランプやバックモニター、給水ポンプ等)
外部電源につないで動かすものは、クーラーと電子レンジと自分たちで持ち込んだ電化製品
・クーラー・電子レンジ・電気ケトル・ドライヤー
必要な電力を知る
どれぐらいの電気を使うかは、アンペアアワー(Ah)やワットアワー(Wh)で表現されます。エアストリームのホームページや親切な方のホームページに載っている参考値で1泊分をざっくり考えてみます。
直流(DC)電流で動くもの:オーディオ、冷蔵庫、テレビ、オーディオ、換気扇、USB電源、LEDライト、電装品全般(ブレーキランプやバックモニター、給水ポンプ等)=110Ah
交流(AC)電流で動くもの:クーラー、電子レンジ、電気ケトル、ドライヤー= 125Ah
クーラーを8時間使おうと思うとこんなことに。クーラーの消費電力は1500Wとのことですが、起動する瞬間はもっと大きな電力が必要なはずです。
こんなハイスペックなポータブル電源なんて買えなそう・・・。
あとがき
自分がどれぐらい電気を使っているかなんて考えた事がありませんでした。
電気料金の明細書も請求額を見るだけで、電気の使用量の単位なんて気にしたこともなかったし。電気屋さんの省エネ家電のラベルを見ても、電気代が安くなるのねぐらいにしか気にしていませんでした。
電力を自分で用意しようと考えると、必要な電気の量と出力の大きさが、バッテリーやインバーター価格に直結です。
必要スペックをしっかり考えないといけません。
トレーラーについているクーラーがもっと省エネ製品だったらよかったのにと思いますが、アメリカ製だししょうがないですね・・・。
色々勉強することがあってなかなか楽しいです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。